毎年多くの人々がワーキングホリデイでカナダに渡航しています。
現在は円安の影響もあり、海外に出稼ぎに行く人が増えワーホリの需要が高まっています。
ワーホリで仕事を探す場合は友人の紹介、オンライン求人などありますが履歴書を配る方法が主流です。
一見仕事探しの方法が古いと思う人もいるかもしれませんが、履歴書を配ることでマネージャーがお店にいればすぐに面接が出来るなどのメリットがあります。
またオンラインで申し込むより実際に自分が働きたいレストランやカフェに足を運ぶことで、働きたいという誠意が相手に伝わります。
しかし、海外の履歴書はどのように書けばいいのか分からないと思います。
私はワーホリでカナダに渡航する前に履歴書を作成してコピーまでしたかったのですが、Webサイトで調べても良い媒体が見つけられずカナダで作成しました。
私は2ヶ月で200店舗以上のレストラン、バーに履歴書を配りに行き60店舗前後のお店で履歴書を受け取ってもらいましたが、ほとんどのお店で「今は求人していなくて、夏頃に求人する」と言われました。
夏になると屋外の席を開放するので必然的に人手が必要になるからだと思います。
それ以外の時期は基本的に仕事を見つけるのは難しいということがわかりました。
私の経験から言えることは仕事を探す上でタイミングが非常に重要で、渡航した翌日から仕事探しを開始できる準備をしておくということです。
どの程度働いてお金を稼ぎたいかは人それぞれだと思いますが、渡航後すぐに仕事を見つけたい人は履歴書の準備は必ずしておくべきです!
そして渡航後はお店を制覇するぐらいの勢いで履歴書配りを続ければ、仕事は必ず見つかります。
今回は皆さんが渡航後すぐに仕事探しを始められるために、履歴書の書き方を紹介したいと思います!
履歴書(Resume)のルール in カナダ
カナダの履歴書は基本的にResume(レジュメ)と呼ばれていて、履歴書を配る際にお店の人に「 Do you have resume」と頻繁に聞かれます。
1. Wordで作成
日本のように手書きではなく、Wordを使って作成するのが一般的です。
また顔写真を貼ることや生年月日を記載する必要がありません。
性別や年齢、容姿などは仕事に関係がないし、これらが無意識的な偏見になる可能性があるからです。
2. 用紙1〜2枚にまとめる
カナダでのレジュメは1〜2枚にまとめましょう。
簡潔にまとめることで自分がどのようなスキル、経験があるか相手に伝わりやすいからです。
またWordなどを使用する際は、Lettr sizeで作成しましょう。
北米ではLetter sizeが一般的です。
3. ポジティブな面だけを書く
初心者レベルの英語、具体的に何が出来ないなどは書く必要がないです。
仕事が決まった際に分からないこと、自分の要望を伝えるなどしてレジュメではネガティブな文章は書かないようにしましょう。
Resumeで必要な基本情報一覧
Resumeを書くにあたってこの情報は必ず書いたほうがいいものがいくつかあります。
今回は用紙の上から順番に必須の情報を説明していきます。
Resumeを書く際はあらかじめ自分がどの分野で働きたいか決めてそれに関連する履歴書を作成しましょう。
Contact info(名前、住所、メールアドレス、電話番号)
- 名前
- 住所(住所が変わる場合はその都度更新)
- メールアドレス(仕事用のメールアドレスを準備しておくのがおすすめ)
- 電話番号(カナダでの電話番号を記入)
Summary(自分はどのような人材であるかを要約)
今までの仕事経験から自分にはこのような能力があり、どのように仕事に打ち込み、お店に貢献できるかなどを簡潔にまとめます。
自分はこのような人物であるということを存分にアピールしましょう!
Qualifications(資格)
仕事で活かせる取得した資格を記載しましょう。
- Smart Serve
- TOEIC など
Skills(スキル)
今まで培ってきたスキルを書いてアピールしましょう。
- 卓越した接客技術
- 忙しい時間帯での素早い接客をミスなく行える など
Experience(職歴)
一番最新のものから順に書いていきましょう。
書き方は写真を見ればわかると思いますが、会社(仕事)名、場所、期間、役職、具体的に行った仕事内容を記載します。
説明文は動詞から書き始めます。
Education(学歴)
一番最新のものから記載します。
私の場合は語学スクールと留学先の大学を追加で記載し、英語を勉強してきたということをアピールしました。
Visa Expiration(ワークビザの有効期限)
入国の際に入手したワークパーミットに書いてある有効期限を参考にして書いてください。
ほとんどの方がワーホリビザで入国した日から翌年の入国した前の日が有効期限だと思います。
入国 2024/03/09 有効期限 2025/03/08
Availability(働ける時間)
Part-timeかfull-timeを記載しましょう。
Part-timeは週30時間、Full-timeは週30時間以上と働ける時間が違います。
履歴書の配り方
私はレストランかバーで働きたいとあらかじめ決めていたので、レストランとバーを見つけ次第求人しているか訪ねて周りました。
私は「I was wondering if you guys are hiring now」と全てのレストランで尋ねて、履歴書を受け取ってもらえる場所では履歴書を配るということを実践しています。
履歴書配りは簡単に行えますが、なかなか求人している場所が見つからないです。
辛抱強く行うことが大切なのでぜひ実践してみてください!
まとめ
今回は履歴書作成方法について紹介しました。
私は日本にいる時に履歴書を作成し、カナダに到着した後すぐに仕事探しを始められる体制を整えておくべきだったと後悔しています。
ぜひ私のブログを参考にして、カナダに渡航する前に履歴書を作成してみてください!