ニューヨークといえば、自由の女神、タイムズスクエア、セントラルパークなど、誰もが憧れる観光スポットが数多く存在します。
しかし、旅行の計画を立てる際に意外と悩むのが、交通手段ではないでしょうか？
地下鉄、バス、タクシーなどニューヨークには様々な交通手段があります。
それぞれの特徴を理解し、目的に合ったものを選ぶことが、快適な旅を過ごすために重要です。
このブログでは、ニューヨークの主要な交通手段について詳しく私の体験とともに解説します。
料金、乗り方、路線図、おすすめアプリなど、役立つ情報も紹介します。
摩天楼と黄色のタクシーが織りなす街の鼓動、ニューヨークの交通手段を制覇して、あなただけの冒険に出発しましょう！
ニューヨークの交通手段の仕組み
交通手段を利用する上ではニューヨークのストリートやアベニューに関して理解する必要があるので、まずは仕組みについて紹介します。
ニューヨーク市のストリートには、グリッドシステムに基づいて数字が割り振られています。
これは、街を東西に走るアベニューと南北に走るストリートが碁盤の目状に交差していることに由来します。
アベニュー
アベニューは、マンハッタンの中心部である5番街を基準に、東西に番号が割り振られています。
5番街より東側のアベニューは「イースト」、西側のアベニューは 「ウェスト」と名前が付きます。
1st Avenueは5番街の東側に1番目に位置するアベニューです。
ストリート
ストリートは、南端のバッテリーパークから北に向かって番号が割り振られています。
1st Streetはバッテリーパークのすぐ北側に位置するストリートです。
地下鉄との関係
地下鉄の駅は、多くの場合、ストリートとアベニューの交差点に位置しています。
駅名は、その駅が交差するストリートとアベニューの名前を組み合わせたものになっています。
例えば、14th Street / 7th Avenue駅は、14th Streetと7th Avenueが交差する場所にある駅です。
番地
各ストリートの建物には、そのストリートの番号に基づいた番地が割り振られています。
番地は、アベニューの場合は東西方向、ストリートの場合は南北方向に、ストリートの起点から建物までの距離を反映して増加します。
例えば、100 East 53rd Streetは、53rd Streetの東側に位置し、5番街から東に100番目の建物です。
補足
ストリートとアベニューには、名前が付けられているものもあります。
例えば、Park Avenueはアベニューの正式名称ですが、一般的には「4th Avenue」と呼ばれています。
ストリートとアベニューの番号は、マンハッタン以外でも使用されていますが、区画によって異なる場合があります。
地下鉄の路線は、ストリートやアベニューの下を走っていることが多いですが、必ずしも直角に交差しているわけではありません。
ニューヨークのストリートと地下鉄の仕組みを理解することで、街を効率的に移動することができます。
地下鉄
ニューヨークの地下鉄は、ニューヨーク市の主要な公共交通機関です。
24時間運行しており、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5つの行政区を網羅しています。
仕組み
ニューヨークの地下鉄は、2つの路線網で構成されています。
1つは、マンハッタンを中心とした「A線からZ線」の路線網です。
もう1つは、マンハッタンを除く4つの行政区を結ぶ「2番線から6番線」の路線網です。
各路線は、色で区別されています。
例えば、A線は青、B線はオレンジ、C線は緑、D線は赤、E線は黄色です。
チケット
チケットは、自動券売機で購入できます。
チケットの種類は、以下のとおりです。
シングルチケット: 1回乗車に有効
メトロカード: 1日乗車券、7日乗車券、30日乗車券など
クレジットカード: クレジットを使用すればチケットを購入する必要なし
ニューヨークの地下鉄のチケットは、以下の場所で購入できます。
駅の自動券売機
駅の窓口
オンライン
乗る際のコツ
ラッシュアワーは混雑するので、時間に余裕を持って出発しましょう。
電車は、ドアが開くと自動的に停止します。降車するときは、ドアが開くと自動的に停止します。
電車内での飲食や喫煙は禁止されています。
電車内でのスリや置き引きに注意しましょう。
注意点
ニューヨークの地下鉄は、24時間運行していますが、深夜は運行本数が少なくなります。
地下鉄の駅は、暗い場所や人通りの少ない場所にある場合があります。夜間の利用は、注意が必要です。
体験談
ニューヨークの地下鉄は良くも悪くもアメリカの地下鉄というものを体験できます。
駅構内の異様な雰囲気と匂い、電車内でのパフォーマンスなど日本では味わえないです。
バス
仕組み
ニューヨークのバスは、MTA（メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ）によって運営されています。
地下鉄と同様に、24時間運行しており、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5つの行政区を網羅しています。
バス路線は、番号とアルファベットで表示されます。
例えば、「M104」という路線は、マンハッタンとクイーンズを結ぶ路線です。
バス停には、路線番号、行き先、運賃などが表示されています。
チケット
ニューヨークのバスのチケットは、以下の場所で購入できます。
地下鉄駅の自動券売機
バス停の券売機
オンライン
チケットの種類は、以下のとおりです。
シングルチケット: 1回乗車に有効
メトロカード: 1日乗車券、7日乗車券、30日乗車券など
乗る際のコツ
ラッシュアワーは混雑するので、時間に余裕を持って出発しましょう。
バス停には、路線番号、行き先、運賃などが表示されています。
バスに乗車したら、空いている席に座るか、立って乗車します。
降りたいバス停が近づいたら、降車ボタンを押しましょう。
注意点
バス内での飲食や喫煙は禁止されています。
スリや置き引きに注意しましょう。
ニューヨークのバスは、24時間運行していますが、深夜は運行本数が少なくなります。
バス停は、暗い場所や人通りの少ない場所にある場合があります。夜間の利用は、注意が必要です。
タクシー
仕組み
ニューヨーク市では、黄色い車体の「イエローキャブ」と、緑色の車体の「ボロータクシー」の2種類のタクシーが走っています。
どちらも料金体系は同じで、メーター制です。
乗る際のコツ
車体の屋根に「TAXI」と書かれ、ライトが点灯しているタクシーは空車です。
住所だけでなく、建物の名前やランドマークなどを伝えると、よりスムーズに到着できます。
時間帯によっては、渋滞が発生します。時間に余裕を持って行動しましょう。
乗車前に、料金の目安を調べておくと安心です。
料金の15～20％程度のチップを渡すのが一般的です。
支払いはクレジット可能、ほぼ全てのタクシーで対応しています。
注意点
料金をぼったくる偽タクシーも存在します。必ず車体に表示されている medallion 番号を確認しましょう。
車内に荷物を置き忘れないよう注意しましょう。
運転手に安全運転を促すことができます。
ライドシェア Uber, Lyft
仕組み
ニューヨークで最も人気のあるライドシェアサービスです。
アプリをダウンロードしてアカウントを作成すれば、すぐに利用できます。
乗る際のコツ
UberとLyftを使い分けてその時々で料金が安い方を選択する。
乗車場所を目的地の進行方向に指定すると料金が安くなる場合がある。
車が到着したら確認のため00 for 名前と尋ねると良い。
注意点
ワゴン車を注文した場合でも通常の車が来る場合がある。
乗車場所に車が来ないことがあるので、必ずナンバープレートで確認する。
体験談
ライドシェアは本当に便利でおすすめな交通手段です！
しかし、ライドシェアだけに頼ると支払いがとんでもないことになるので注意が必要です。
レンタル自転車
ニューヨークのレンタル自転車は、ニューヨーク市内のさまざまな場所で利用できるサービスです。
仕組み
ニューヨークのレンタル自転車は、Citi Bike というサービスです。Citi Bike は、ニューヨーク市内の約1,400箇所に設置されたステーションから自転車を借りて、別のステーションに返却することができます。
乗る際のコツ
Citi Bike のアプリをダウンロードしてアカウントを作成しましょう。
交通ルールを守りましょう。
自転車道を走りましょう。
歩行者や他の自転車に注意しましょう。
注意点
交通量や交通ルールが違うので注意が必要です。
夜間は、ライトを点灯しましょう。
体験談
レンタル自転車はニューヨークのおすすめ交通手段の1つです！
自転車に乗りながらニューヨークの街並みを眺めることはあまりできない体験なのでおすすめです。
フェリー
ニューヨークのフェリーは、ニューヨーク市内のさまざまな場所を結ぶ交通手段です。
仕組み
ニューヨークのフェリーは、ニューヨーク市交通局（NYC Transit）が運営する「NYC Ferry」と、民間企業が運営する「スタテン アイランド フェリー」の2種類があります。
NYC Ferryは、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、スタテン アイランドを結ぶ12の路線があります。料金は、片道 2.75 ドルです。
スタテン アイランド フェリーは、マンハッタンとスタテン アイランドを結ぶ路線です。料金は、片道 2.75 ドルです。
チケット
NYC Ferryのチケットは、NYC Ferry のウェブサイトやアプリで購入できます。
スタテン アイランド フェリーのチケットは、フェリー乗り場で購入できます。
乗る際のコツ
フェリーは、混雑する場合があります。早めに乗り場に行くことをおすすめします。
フェリーは、風や波の影響を受けやすい場合があります。酔いやすい方は、酔い止めを用意しておくとよいでしょう。
注意点
船酔いで体調を崩さないように薬を持っていくなどして対策しましょう。
出航時間に余裕を持って行動しましょう。
電動キックスクーター
仕組み
利用者は、アプリを使って電動レンタルキックスクーターを借りて、目的地に返却することができます。
料金は、利用時間によって異なります。
乗る際のコツ
ヘルメットを着用しましょう。
交通ルールを守りましょう。
自転車道を走りましょう。
信号を守りましょう。
歩行者や他の車両に注意しましょう。
注意点
電動レンタルキックスクーターは、交通事故のリスクがあります。
天候や気温に注意しましょう。
まとめ
今回はニューヨークの交通手段について紹介しました。
交通手段は旅行や生活する上でとても重要なので、ニューヨークに訪れる前に理解しておきましょう！