私は今年の2月初めに北欧のノルウェー旅行に行ってきました。
旅行の主な目的はフィヨルドとオーロラを見ることで、飛行機が欠航になるトラブルなどありましたが何とか目的を達成することができました。
飛行機が欠航した際の対処法は別のブログにまとめたのでぜひ参考にしてください!
私はオーロラを見るためにノルウェーに訪れたので、観光地や食事について何も知りませんでした。
ノルウェーに訪れる前に食事について少し調べると、魚介類とジビエ料理が有名だと分かり現地でサーモンとトナカイを食べとても美味しかったです。
今回はノルウェーの伝統的な料理、オスロとトロムソのおすすめレストランを私が訪れたレストランと共に紹介します!
ノルウェー旅行を考えている人、ノルウェーではどのような料理が有名なのかを知りたい人は特に参考にしてみてください!
私が訪れたレストラン
オスロ
1. Engebret Cafe
Engebret Cafeは私がオスロで唯一訪れたレストランです。
1864年にオープンしたオスロで最も古いカフェであり、伝統的なノルウェー料理を提供しています。
上記の写真のように歴史を感じられる内装のレストランです。
私はトナカイのステーキを食べました。
トナカイを今まで食べたことがなく味の想像がつかなかったですが、食べてみるとさっぱりとしていてとても美味しかったです。
その他にもサーモンのソテー、白身魚、ソーセージのグリルなどメニューが豊富でした。
トロムソ
1. Mathallen
トロムソの繁華街に位置しており、周辺には教会や大通りがあります。
Googleマップで調べると1つ1つの料理が非常に凝っていることが分かります。
私はpork bowlを頼みました。
写真のように見た目から料理にこだわっていることが分かると思います。
サーモン、キムチ、白米がメインでアジア人好みの料理でした。
2. Egon
Egonはピザ、パスタ、ハンバーガー、ステーキなどさまざまな料理を提供するカジュアルレストランです。
営業時間が朝から夜中までなので朝食、昼食、夕食として訪れることができます。
私は、牛肉とクリームパスタを食べました。
ボリュームがあり味はもちろん満足できる一品でした。
伝統料理
私はノルウェーの伝統的な食事について今まで想像したことや考えたことがなかったので、今回調べてみて初めて聞くものばかりでした。
ノルウェーではジャガイモが主な炭水化物であり多くの人々が日々食べています。
魚介類は海に面しているということもあり非常に美味しく、特にサーモンとタラは絶品でノルウェー人に愛されています。
山では羊やトナカイなどのジビエ料理が獲れ日々の食卓に並んでいます。
1. フォーリコール fårikål
フォーリコールは、ノルウェーの国民食と呼ばれる伝統的な料理です。
フォーリコールという名前は羊(får)とキャベツ(kål)を組み合わせたノルウェー語です。
主な食材は、羊肉(マトンかラム)とキャベツ、塩コショウ、全粒粉、ローリエです。
皮がついた状態の茹でたジャガイモと一緒に食べることが多いです。
毎年9月の最終木曜日は「フォーリコールの日」に制定されており、ノルウェー各地でフォーリコールを食べるイベントが開催されます。
2. ファリカル Farikal
ファリカルは、ノルウェーの伝統的な保存食で、塩漬けにしたニシンとジャガイモのマッシュポテトを混ぜ合わせて作る料理です。
ニシンの塩気とジャガイモのマイルドな味わいが合わさることで、美味しく食べることが出来ます。
塩漬けニシンは数日間かけて水で塩抜きをして、細かく切りマッシュポテトと混ぜて完成です。
ライ麦パンと一緒に食べるのがおすすめです。
3. ルーテフィスク lutfisk
ルーテフィスクはノルウェーの伝統的な保存食で、独特の強い臭いとプルプルとした食感で、好き嫌いが分かれます。
干し鱈を水酸化ナトリウム溶液に浸してゼラチン状にして完成です。
強いアンモニア臭が好き嫌いが分かれる原因です。
ルーテフィスクの名前は、「lye(灰汁)」と「fisk(魚)」を組み合わせたノルウェー語です。
一般的に、ベーコン、ジャガイモ、グリーンピースと一緒に食べられます。
クリスマスシーズンに特に人気の料理です。
4. スモーブロー smorrebrod
スモーブローは、デンマーク発祥のオープンサンドイッチです。
ライ麦パンにバターを塗り、様々な具材を盛り付けて作ります。
チーズ、サーモン、ハム、卵、野菜など自分のオリジナルなサンドイッチが作れます。
スモーブローの名前は、「smør(バター)」と「brød(パン)」を組み合わせたデンマーク語です。
朝食、昼食、軽食など様々な場面で食べられており、人気の高さが伺えます。
近年では、日本でスモーブローを提供するカフェやレストランが増えています。
オスロでおすすめなレストラン
1. Maaemo
Maaemoでは革新的なノルウェー料理を提供しています。
2016 年には、初めてミシュラン3つ星を獲得したノルウェーのレストランとなりました。
他にも欧州料理、スカンジナビア料理、ベジタリアン料理が楽しめます。
メニューは季節によって変わり、地元で採れた旬の食材を使用しています。
高級レストランなので私は行くことが出来ませんでしたが、ノルウェーで美味しいご飯を食べたい人はおすすめのレストランです!
2. Olympen
1892 年に設立された伝統的なノルウェー料理を提供する老舗レストランです。
オスロの中心部にあり、オスロで最も人気のあるレストランの 1 つです。
ノルウェーのビール、ワイン、リキュールも豊富に取り揃えています。
毎日営業していますが営業時間は変更される可能性があるため、最新の営業時間はレストランのウェブサイトまたは電話での確認が必要です。
3. Lorry
Lorry は、アンティークや剥製が飾られたバー兼レストランで、ノルウェー料理とヨーロッパ料理を提供しています。
サーモン、シュリンプ、カニなどの魚介類やトナカイのステーキ、ハンバーガーなどが人気です。
豊富なビールセレクションも魅力です。
毎日営業しており、日によって営業時間が異なるのでウェブサイトでチェックが必要です。
予約はウェブサイトか電話で行えます。
4. Fiskeriet Youngstorget
Fiskeriet Youngstorgetはオスロフィヨルドの美しい景色を望む場所にあり、新鮮なシーフード料理を提供しています。
メニューは、季節によって変わり、地元で獲れた旬の魚介類を使用しています。
人気メニューはタラバガニのクリームスープ、サーモンのタルタル、白身魚のソテーなどです。
トロムソでおすすめなレストラン
1. Smak
Smakはミシュランの1つ星を獲得しており、ノルウェーの伝統料理を現代風にアレンジした料理が楽しめます。
メニューはコースとアラカルトで分かれており、季節によってメニューが変わります。
トロムソに訪れた際はぜひ行ってみたいレストランの1つです。
2. Bardus Bistro
Bardus Bistroは、ノルウェーのトロムソにあるカジュアルレストランです。
ノルウェー料理とヨーロッパ料理を提供しており、手頃な価格で美味しい料理を楽しめます。
人気メニューは、ニシンのタルタル、トナカイのスープ、サーモンのソテーなどです。
3. Emmas Drømmekjøkken
Emmas Drømmekjøkkenはノルウェーの家庭料理を提供しており、温かい雰囲気の中でゆったりと食事を楽しめます。
人気メニューは、サーモンのソテー、トナカイのスープ、ミートボール、チョコレートのフォンダンなどです。
感想
今回は私がノルウェーで訪れたレストラン、ノルウェーの伝統料理、おすすめレストランを紹介しました。
ノルウェーでは魚介類とジビエ料理のレストランが特に多いという印象を受けました。
私のおすすめはトナカイのステーキです!
食事のレパートリーは日本と比べると少ないです。
物価がとても高いので、私が食べた料理はどれもノルウェーでは普通の値段だと思います。
オーロラ鑑賞やフィヨルドを見にノルウェーを訪れた際は、魚介類やジビエ料理をぜひ食べてみてください!