「ワーキングホリデイって聞いたことあるけどいまいちよく分からない」
というのが私のワーホリに対する第一印象でした。
皆さんの周りでも留学が主流でワーホリはあまり聞かないと思います。
私もまさか自分がワーホリに挑戦するとは思ってもいませんでした。
今回のブログでは、現在ワーホリに向けて準備をしている私がどのような手続きを行なっているのか最新情報を交えて手続きの流れを解説します。
1. ワーホリについて知る
やはりまずはワーキングホリデイとはどのような制度なのかについて知るべきです。
ワーキング・ホリデー制度とは,二つの国・地域間の取り決め等に基づき,各々の国・地域が,相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため,自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度です。
ビザ申請条件
・日本国籍を有する方
・カナダ入国予定日より1年以上のパスポートの有効期限があること
・申請時に、日本の住所を記載できること
・申請時点で、18歳〜30歳であること
・カナダ入国時点で、2500カナダドル以上あること(残高証明書)
・海外医療保険に加入していること
・日本へ帰国するための航空券、もしくは航空券を購入できるだけの費用があること
・ビザセンターでのバイオメトリクス登録
・一度もカナダのワーホリプログラムに参加経験がないこと
ワーキングホリデイVIZAを申請するには、このような条件が必要です。
また語学スクールに通える期間や、国によって滞在出来る期間が違うので気をつけましょう。
2. 渡航する国を選ぶ
次にワーホリで行きたい国を選びましょう。ワーホリで行く国を選ぶことで実感が湧きやすくなります。
英語圏のカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが人気の国となっています。
私は当初アメリカでワーホリを考えていたのですが、協定を結んでおらずワーホリで行くことが出来ない事を知りました。
ワーキングホリデイで渡航できる国は別の記事で紹介しています。
英語圏に限らずスペイン語、フランス語など様々な言語圏から国を選ぶことが出来るのがワーホリの魅力です。
3. エージェントを選ぶ
ワーキングホリデイの手続きは自分で出来ますが、エージェントと一緒に行う事をおすすめします!
ビザ申請の手伝いや書類漏れなどをサポートしてもらえるからです。
私は、留学同様ウィッシュインターナショナルにお世話になりました。
ワーキングホリデイとは何か、国選びの助言、経験談など色々な情報が手に入るのでおすすめです。
4. ビザ申請の準備
ビザ申請の準備はウィッシュインターナショナル、STA TRAVELと進めていきました。具体的な書類としてこれらが必要でした。
STA TRAVEL代行代金は23100円(税込)です。
①有効なパスポートコピー
②デジタル証明写真
③カナダ就学許可取得のための質問書
④バイオメトリクス登録地希望書
⑤ビザ代行同意書 (代行をお願いしない場合は不要)
ワーホリVIZA申請の流れ
①オンラインアカウントを作成し、IECプールにプロフィールを提出する
②Invitation Letter(招待)を受取ったら、10日以内にワークパミットの申請を開始する
③ワークパミット申請を開始したら、20日以内に申請を完了し費用を支払う
④追加書類を求められた場合は書類をアップロードする
⑤ご本人が東京または、大阪のビザセンターへ出向きバイオメトリクスの提出
⑥許可証がアカウント内に届く
カナダワーホリビザは一年間に発行できる数が決まっているため、抽選にプールして当選する事が前提になります。
抽選結果は1ヶ月後に届く事もあれば、その年の抽選終了まで何も連絡が来ない事もあります。
私は9月中旬に申し込み、下旬には当選しました。
①〜④は複雑な内容で1人で行うのはとても大変だと思います。
私は代行にお願いしたので、期日までに完了することで⑤のステップに進むことが出来ました!
5. ビザセンターで面接、指紋認証
カナダビザ申請センターは東京と大阪にあります。
私は東京のビザセンターで行いました。
中に入ると日本人の受付がいるので指示に従い面接を行います。
面接は日本語で簡単な質問に答えるだけだったので緊張することなく行えました。
面接の最後に指紋認証を行い、ビザの申請が完了します。
所在地
カナダビザ申請センター東京
東京都港区芝1-4-3芝金杉橋ビル4F
カナダビザ申請センター大阪
大阪府大阪市中央区南船場1-3-5
6. ビザ取得
ビザセンターで面接を行ってから約二週間後にビザの連絡が来ました。
メールにビザ書類が送られ、同時にカナダ入国ビザ(ETA)が発給されます。
これらの書類を印刷して、現地の入国検査の際に提出するとワーホリビザが取得できます。
日本でビザ申請が完了してもまだビザは取得できていない状況です。
カナダ入国の際にビザが取得できる事を覚えておきましょう。
7. 出発日、語学スクール決定
ビザ手続きが完了すればいよいよ出発日、語学スクールを選ぶなどの段階に突入します。
まずは語学スクールを決めて、いつから入学するかをエージェントと決める所から始まります。
語学スクール、寮の空きなどが関係するので候補日をいくつか選ぶことがおすすめです。
語学スクールの返信で入学日が確定したら、出発日とフライトを予約します。
通常語学スクールは月曜日からスタートするので、土曜日に現地に到着するフライトがおすすめです!
私は今回語学スクールに通わないでいきなり働く予定でしたが、現地の知り合いを作る機会や色々な情報を得るためとして今回は1ヶ月間語学スクールに通うことになりました。
私はこの1ヶ月間で様々な現地の情報や仕事探しのコツなどを学び、皆さんに提供したいと考えています。
また語学スクールでは、留学とワーキングホリデイで来ている人からの助言を発信したいと思います。
8. 保険、SIM、残高証明書
海外保険
カナダのワーキングホリデイは最長1年間滞在することが出来るので、緊急の事態に備えて1年間海外保険に加入する事をおすすめします。
私は、ウィッシュインターナショナルと提携している保険に1年間加入しました。
途中で保険を解約するプランもあるので、初めは1年間加入することをおすすめします。
SIM
SIMに関しては現地で契約するか、日本で契約して渡航するか悩んでいる状況です。
現地のSIMは日本で契約するより安くてお得ですが、インターネットはとても重要なものなのでデータの追加など不足の事態に陥った時は、日本で契約していた方が融通が効くと考えています。
現在も悩んでいる状況なので、契約した際にこの欄にどちらで契約したか、プランなどを記したいと思います。
私はウィッシュと提携しているPhone Boxで契約をしました。(日本で契約)
プランは1ヶ月15GBで価格が$35(カナダドル)を選びました。
その他にも20GB、ギガ無制限プランなどあります。
毎月料金プランが変更できるのでギガが余る、足りない場合は簡単に変更が行えます。
残高証明書
残高証明書は銀行で発行してもらえます。
ご本人様名義の英文残高証明が必要で、カナダへ出発する1ヶ月〜1週間以内に発行する必要があります。
カナダで十分に生活できる資金(2,500カナダドル以上)があることを証明する必要があります。
(復路航空券がない場合には、5,000カナダドル以上必要な場合がある)
私は復路航空券を予約していないので、5000カナダドル以上の残高証明書を発行しました。
実際の感想
ワーキングホリデイの手続きは代行をお願いしたので、とてもスムーズに行うことが出来ました。
代行に頼まず自らビザの手続きを行っている人もいるので、費用を抑えたい人にはおすすめです。
留学とは違い、準備が比較的楽な印象を受けました。(ビザ書類、残高証明の金額など)
今回紹介したのはカナダワーキングホリデイビザ申請の手順です。
気になることや疑問に思ったことがある人は質問をよろしくお願いします。